走者のルール




ストライクゾーン

■ストライクゾーンとは
ストライクゾーンは「打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである。」と規定されています。この立体的な空間をすこしでもかすればストライクとなります。ストライクゾーンは通常の打撃姿勢によって決まり、背伸びしたりしゃがんだりすることによってストライクゾーンが変化することはありません。

ストライクゾーン

投球するにあたって

■準備投球
投手は先発するときや、交代したときなどに投球前の準備投球ができます。1分以内もしくは8球以内とされていますが、地域やリーグによっても異なりますが、次の回からは4球となることが多いです。この間に野手もボール回しなどの守備の準備を行います。

■時間制限
走者がいる場合、投手はキャッチャーが返球してから12秒以内に投球しなければいけません。試合をスムーズに進めるために設けられたルールです。ただしランナーがいる状況では20秒以内となります。

■投手と野手
投手板にふれたピッチャーは投手としてのルールが適用されますが、投手板を外せば野手としての扱いになります。

■サインの見方
ピッチャーはキャッチャーのサインを投手板にふれて見なければなりません。

■投手の投球の義務
投手は最低でも最初のバッターに投球して終了させなければなりません。突然の事故や病気、ケガが発生して投げることが困難と審判に判断されたときは交代できます。


投球方法

■ワインドアップポジション
両腕を振りかぶって投げる投球方法。投げるときに軸足が投手板に触れていなければなりません。その他の足の位置には制限がありません。ワインドアップは投球動作が大きいので主にランナーの以内状況に使われる投球方法ですが、基本的にはいつこの投げ方をしても構いません。

打者への投球動作を起こしたなら途中でやめたり変更することはできません。もちろんつまずいて転んだ場合や体制を崩した場合も同様です。投球するときを除いてどちらの足も地面から上げてはいけません。投球するときは軸足でないほうの足を一歩後ろに引き一歩前に踏み出すことができます。投手は軸足を投手板においてボールを両手で体の前におけばワインドアップポジションをとったものとみなされます。投手板をはずす場合は両手を体の両側に下ろし、軸足を最初に投手板からはずさなければなりません。この姿勢からセットポジションに変更したり、ストレッチをすることはできません。すればボークとなります。

■セットポジション
軸足を投手板につけて片方の足を投手板の前において振りかぶらずに投げる方法です。セトポジションは投球動作が速いので主にランナーがいる場合に用いられる投球方法ですが、基本的にはいつこの投げ方をしても構いません。

打者への投球動作を起こしたなら途中でやめたり変更することはできません。もちろんつまずいて転んだ場合や体制を崩した場合も同様です。この投げ方では打者に投球しても、塁に送球しても、軸足を後方にはずしてもよいです。セットポジションをとる前には片方の手を体の横につけていなくてはいけません。この姿勢から中断することなく一連のセットポジションをとらなければなりません。ボールを両手で体の前に置き、完全静止したのちに投球へはいります。

■投手板の踏み方
アマチュアなどでは投手板の踏み方に制限があります。軸足は投手板の前のラインに触れさせなければならず、左右の端から軸足がはみ出してはいけません。プロは投手板に触れていればどこでも可能です。

けん制球

■けん制球とは
塁にいるランナーのリードを小さくさせたり、アウトをとろうとするために投手が塁へボールを投げるのがけん制球です。けん制球は投手板を外して投げる方法と、外さないで投げる方法の2種類があります。投手板を外した場合はけん制球をしてもしなくても問題ありません。外さなかった場合は、けん制球を途中でやめるとボークとなります。けん制するときには必ず踏み出す足(軸足でないほうの足)をしっかりと投げる塁へ向いていなければなりません。ただし、2塁へのけん制は真後ろに投げるので投手板を外しても外さなくても、けん制を途中でやめてもボークとはなりません(3塁も同じで偽投は可能です)。また右回りで回転しても左回りで回転しても問題ありません。

右投手の場合だと3塁へけん制球をするような場合、体正面側に送球することになります。このときの足の上げ方に注意が必要です。足はまっすぐ交差せずにあげることです。足が交差してしまえばボークとなります。

*ルール改正で投手のプレートを踏んだままの3塁への偽投は禁止となりました。この行為を行った場合はボークとなり走者は進塁できます。ただしプレートをはずしての3塁偽投は問題ありません。


ボークとなる場合

ボークはランナーのいる状況だけに起こる投手の違反行為です。ランナーがいない状況でボークと同じ行為をした場合は、反則投球とみなされれば「ボール」が宣告されます。

■投手板に触れているピッチャーが、投球動作を途中でやめた場合
投手板に触れているピッチャーが、投球動作を起こしながら途中でやめた場合はボークとなります。しかし2塁へのピックオフプレーのために二塁へ送球することは許されます。

■投手板に触れているピッチャーが一塁へ偽投した場合
投手板に触れているピッチャーが一塁へけん制球を投げるマネをしたときはボークとなります。ただし2塁と3塁への偽投はボークにはなりません。一塁へ偽投するためには投手板をはずす必要があります。

■投手板に触れているピッチャーが塁へけん制するときに足をその塁の方向へ踏み出さなかった場合
投手板に触れているピッチャーがけん制時に投げる塁の方向へ足(軸足でないほうの足)を踏み出さなかったときはボークとなります。もちろん上半身だけ回してけん制することもできません。

■投手板に触れているピッチャーがランナーのいない塁へ送球したり送球するマネをした場合
投手板に触れているピッチャーがランナーのいないプレイとは全く関係のない塁に送球したり、送球するマネをしたらボークとなります。

■ピッチャーが反則投球をした場合
ワインドアップやセットポジションの投球動作に反した投球をした場合はボークとなります。またバッターが打席内で打撃姿勢をとっていないにもかかわらず投球したとき(クイックピッチ)もボークとなります。

■ピッチャーがバッターを正対しないうちに投球した場合
ピッチャーがバッター方向に体を向けずに投球した場合はボークとなります。

■ピッチャーが投手板に触れないで投球に関連する動作をした場合
ピッチャーが投手板に触れずに投球した場合はボークとなります。

■ピッチャーが故意に試合を遅らせた場合
ピッチャーが故意に意味もなく試合を遅延させる行為を行った場合はボークとなります。

■ピッチャーがボールを持たないで投手板に立つか、またいで立つか、投手板を離れて投球するマネをした場合
ピッチャーがボールを持たないで投手板に立ったり、投手板をまたいで立ったり、投手板を離れて投球するマネをした場合はボークとなります。

■ピッチャーが投球姿勢をとった後に投球や送球を除いてボールを一方の手から離した場合
ピッチャーが投球姿勢をとった後に投球するときや送球するときを除いて、汗をふいたり、目にゴミが入ったりするような場合にボールからどちらかの手を離すとボークとなります。

■投手板にふれているピッチャーがボールを落とした場合
投手板に触れているピッチャーが偶然にしろ故意にしろボールを落とした場合はボークとなります。

■故意四球などの時にピッチャーがキャッチャーボックス外にいるキャッチャーに投球した場合
敬遠などのときにピッチャーが両足をキャッチャーボックスに入れていないキャッチャーに投球した場合はボークとなります。片足でもボックスの外にでていれば適用されます。

■ピッチャーがセットポジションからの投球で完全静止しなかった場合
ピッチャーがセットポジションの際に完全静止しないで投球した場合はボークとなります。ただし、その球を打者がヒット、エラー、フォアボール、デッドボールなどで一塁へ到達してなおかつ、他のすべてのランナーが少なくとも1個の塁をすすんだときにはボークはなりません。一度警告後、再度同じ行動があればボークとなる場合もあります。



投手の禁止事項

■投手が投手板を囲む円形の部分で手を口につけた後にボールに触れるか、投手板にふれているときに手を口につけること
投手が投手板を囲む円形の部分で、投球する方の手を口や唇につけた後にボールに触るか、投手板に触れているときに投球する方の手を口や唇につけることは禁止されています。ボールまたは投手板に触れる前に、投球する方の手を拭かなければなりません。ただ寒い日など両チームの監督の同意があれば息を吹きかけることを認めることができます。違反すればボールを宣告されますが、その投球に対してバッターがヒット、エラー、デッドボールなどで一塁へ到達してしてなおかつ走者が次の塁へ到達するか、元の塁にとどまっていたときはそのままプレイは続けられます。

■ボールや投球する手に唾液をつけること
■ボールをグラブや体などで摩擦すること(素手での摩擦は可能)
■ボールに異物をつけること
■ボールに傷をつけること


以上の項目に違反した時は、走者がいなければボールが宣告され、走者がいればボークとなります。ただしその投球に対してバッターがヒット、エラー、デッドボールなどで一塁へ到達してしてなおかつ全走者が次の塁へ到達するか、元の塁にとどまっていたときはそのままプレイは続けられます。場合によっては出場停止処分が下ることもあります。

■危険球を投げること
打者に対して危険な投球をすれば退場となります。

■二段モーションの禁止
セットポジションで軸足ではない方の足をいったん上げてから、再度上げ下げする二段の動きは禁止されています。

■リストバンド、包帯の禁止
手首に付けるリストバンドやサポーターは禁止されています。また、バンドエイドや包帯などは審判の許可を取る必要があります。








































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