走者のルール




守備位置

■野手の守備位置
野手は基本フェア地域であればどこを守っても構いませんが、それぞれ野手には守備位置があります。ファースト、セカンド、サード、ショートは内野手、レフト、ライト、センターが外野手となります。選手が9人がいないと試合はすることはできません。

 ▼各守備位置名称
守備位置


試合開始までの流れ

■メンバー表の交換
試合開始前に、監督または主将(キャプテン)が審判にメンバー表を渡します。メンバー表には打順。守備位置、氏名、背番号、控え選手などの情報が記載されています。メンバー表に記載されているメンバー以外は出場できませんし、記載された打順の変更もできません。

メンバー表は三枚綴りで、そのうち二枚を審判に渡します。それぞれのチームから受け取った審判は各チームのメンバー表が同一で正確かどうかを確認して一枚を保管し、残りの一枚をそれぞれ相手チームへ渡します。渡されたメンバー表を元にスコアブックに相手の情報を書き加えていきます。

 ▼メンバー表の行き先
メンバー表の交換

■審判の確認事項
1.用具やユニフォームなどが規則通りかどうかを確認する。
2.ラインがきちんと規定通りに引かれて地面と区別がつくか確認する。
3.試合に使われるボールが規定のものか確認する。
4.ボールが1ダース(12個)以上あるか確認する。
5.審判は2個以上の予備ボールを常に持ち必要に応じて使用する。
6.投手が規定のロージンバックを使用しているかを確認する。
7.様々な環境(グラウンド状況)から特別ルールを作ることができます(学校で試合を行う場合などで)。両チームの承諾があれば適用されます。

■先攻と後攻
試合はホームチームが後攻、ビジティングチームが先攻となるようにします。アマチュア野球ではじゃんけんで決めたりします。後攻のチームが先にシートノックを行い、その後に先攻のチームがシートノックを行います。


勝敗の決め方

■試合のすすめ方
途中で選手の交代もできますが、メンバー表に記載された各チーム先発9人によって試合がはじまります。決められた回数で、両チームは1回ごとに攻撃と守備を繰り返しながら進めていきます。それぞれの回のことをイニングといいます。イニングで先攻チームの攻撃を表、後攻チームの攻撃を裏といいます。

 ▼スコアボードの見方
スコアボード

■勝敗の決定
決められた回数が終わり、得点が多い方のチームが勝利します。ただ決められた回数を終了しても両チーム同点の場合は延長戦を行い勝敗をつける場合もありますし、そのまま同点で引き分けという場合もあります。アマチュア野球などでは決められた回数することが決まって、決められた時間を過ぎると新しいイニングには入らない場合などもあります。

勝敗決定する場合
1.勝者は相手のチームより多く得点したものとなります。
2.9回の表裏が終了した時点で得点が多いチームが勝ちとなります。
3.9回表が終了した時点で後攻のチームがリードしていた場合は9回裏をせずに後攻のチームが勝利となります。
4.延長回または9回裏に先攻のチームより1点でも多く得点を加えたら後攻チームの勝利になります。

 ▼下記の場合はチームAの得点が多いのでチームAの勝利です。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9  
チームA 0 0 0 0 0 0 0 1 3   4
チームB 0 0 0 0 0 0 0 0 1   1

 ▼下記の場合は9回表を終わった時点でチームBが得点が多いので9回裏の回はする
   ことなく終了となります。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9  
チームA 0 0 0 0 1 0 0 0 0   1
チームB 0 0 1 0 0 0 4 1   6

 ▼下記の場合は9回表の時点で同点でしたが、9回裏のチームBの攻撃で1点が入り
  勝敗が決まりましたので、それ以上の試合はすることなく終了となります。いわゆる
  サヨナラ勝ちですね。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9  
チームA 0 0 0 0 1 0 0 0 0   1
チームB 0 0 1 0 0 0 0 0 1X   2

 ▼下記の場合は9回終了時点で同点のため延長戦となった例です。10回にチームA
  が勝ち越していますが、まだ後攻のチームBの攻撃があります。チームBは点を入れ
  ることができなかったためにチームAの勝利となります。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
チームA 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
チームB 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1


■得点の方法
打者が一塁、二塁、三塁、本塁を踏んでホームインした場合は得点が記録されます。ただし、野球規則により第3アウトがフォースアウトの場合、またはバッターランナーが一塁に触れる前にアウトになった場合は、たとえ他のランナーが先に本塁を踏んでいても得点は記録されませんので注意が必要です。また、最終回ウラの回、延長ウラの回などで、満塁時に打者が四死球で進塁して3塁走者が本塁に、打者走者が1塁に達するまでは試合終了宣告はされません。 

カウント(攻守交代・打撃終了)

■ボールカウント
ピッチャーの投げた球で、ボールが4つになると打者は四球(フォアボール)で出塁できます。ストライクが3つになると打者はアウトとなります(ただし、振り逃げセーフの場合は除く。詳しくは打者のルールで紹介)。

■アウトカウント
攻撃側が3つのアウトをとられてしまうと攻撃終了となり、好守交代となります。

正式試合と無効試合

■正式試合となる場合

通常イニング
1.9イニングすべて終了している。
2.後攻のチームがリードしていて最終回ウラの攻撃が必要ない場合。
3.コールドが設定されていて球審がコールドゲームを宣告した場合。
*正式試合になる前に審判が終了を命じた試合はノーゲーム(無効試合)となります。5回を終了する前にコールドゲームとなった場合はノーゲームとなります。

延長戦
1.延長回表裏を終わって先攻チームがリードしている場合。
2.延長回裏で後攻のチームが先攻チームの得点を1点でも上回った場合。

コールドゲーム
1.5回の表裏を終了した後コールドゲームが宣告された場合。
2.5回裏の攻撃中にコールドとなり後攻の得点が先攻の得点を上回っている場合。
3.5回裏の攻撃中に得点して先攻チームと同点となった場合。

コールドゲームとは、各連盟などによって決められた規則によって、特定の回数において両チームの得点の差が特定の点数離れたときに試合終了とすることです。
たとえば「5回以降10点差、7回以降7点差の場合コールドゲーム」と規定されていれば、後攻のチームが5回表終わった時点で10点差がついていれば、5回ウラの攻撃をすることなく試合は終了となります。同じく後攻チームが5回表が終わった時点で9点差リードで、5回ウラに1点でも入ればその時点で試合終了となります。逆に5回表時に、先攻チームがリードしている場合は、後攻のチームの攻撃が終わるまでたとえ10点差があったとしても、ウラの後攻チームの得点の追加の可能性がある以上、試合終了とはなりません。

 ▼「5回以降10点差、7回以降7点差の場合コールドゲーム」と規定された試合
  5回終わった時点で13点差がついているためチームAがコールド勝ちとなります。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9  
チームA 5 3 2 1 3           14
チームB 0 0 1 0 0           1

 ▼「5回以降10点差、7回以降7点差の場合コールドゲーム」と規定された試合
  5回終わった時点でチームAは惜しくも9点差でコールド勝ちとはなりませんでしたが
  7回終わった時点で7点差が付いているためチームAの勝利となります。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9  
チームA 5 3 2 0 0 0 0       10
チームB 0 0 1 0 0 0 0       1

 ▼「5回以降10点差、7回以降7点差の場合コールドゲーム」と規定された試合
  5回裏に一気に5点が入り10点差となったのでこれ以上プレイの必要はなく試合
  終了です。
  1 2 3 4 5 6 7 8 9  
チームA 1 0 0 0 0           1
チームB 0 0 1 5 5X           11


■無効試合となる場合
何らかの理由により試合続行不能となった場合には無効試合(ノーゲーム)となります。無効試合となれば、試合途中であっても中断し試合として成立はしません。

■サスペンデッドゲーム
以下の場合で打ち切られた場合は後日同じ状況から試合を続行するサスペンデッドゲーム(一時停止試合)となります。

1.時間制限がある場合
2.照明がなく暗くなって試合が続行できない場合。
3.正式試合成立後同点で打ち切られた場合。
4.正式試合で打ち切られた時点で、表で先攻チームがリードを奪ったが、裏で後攻チームがリードを奪えなかったとき。

■フォーフィティッドゲーム
以下の場合にはフォーフィッテッドゲーム(没収試合)として相手チームの勝利となります。

1.試合開始時刻にプレイを宣告した後5分を経過してもチームが球場に出てこない場合。
2.試合をわざと長引かせた場合。
3.反則行為を繰り返した場合。
4.試合の打ち切りを宣告したが、チームが拒否した場合。
5.試合再開したにもかかわらずチームが試合再開をしなかった場合。
6.グラウンドキーパーが適切な仕事を果たさずに試合続行が不可能となった場合。
7.試合に参加できる人数が9人を切った場合

■プロテスティングゲーム
アマチュア野球にはありませんが、プロのみある規則です。審判員の裁定が野球規則に違反すると考えたときは規則違反として監督がリーグ連盟に訴えることできます。リーグ会長の裁定が最終判断となります。ただし、審判員の判定については訴えることできません。この訴えることを提訴試合(プロテスティングゲーム)といいます。 




ボールインプレイとボールデッド

■ボールインプレイ
ボールインプレイとは、球審が「プレイ」を宣告して試合が進行状態となることです。

■ボールデッド
ボールデッドとは、審判が「タイム」をかけたりして試合が中断状態となることです。ただし、タイムをかけるのは審判であり、選手や監督がタイムを要求した時点ではないので注意してください。タイムがかけられている間は、すべてのプレイは中断するため、ランナーの進塁などはできません。またタイムは、投球中など試合が動いているときはかけることができません。しかし突発の事故や病気などが起こったときはタイムがかかります。

ボールデッドになるケース
・審判が「タイム」を宣告したとき
・3アウトチェンジとなったとき
・ボールが審判や捕手のマスクや用具、フェンスなどにはさまったとき
・死球(デッドボール)となったとき
・ファウルボールとなったとき(捕球されていないファウルボールのこと)
・打撃妨害のとき
・守備妨害のとき
・走塁妨害のとき
・反則打球のとき
・故意落球のとき
・打球が球場の外へ出たとき
・打球を捕球後に野手がベンチやスタンドなどに倒れ込んだとき
・投球や送球などがベンチやスタンドなどに入ったとき
・ インフィールドフライの打球が塁に触れている走者に当たったとき
・本塁へ進塁しようとしている三塁ランナーに投球が当たったとき

フェアボール

フェアボールの場合のページを確認してください。


ファウルボール

ファウルボールの場合のページを確認してください。

守備の交代

■守備交代
守備の交代は、守備側のチームが「タイム」を要求し、審判が「タイム」をかけてボールデッドとなったときに行われます。現在守備をしている選手同士の守備位置交代や控え選手との守備交代が可能です。現在でている選手と控え選手が交代した場合は、現在出ている選手はその試合は再び出場することはできません。現在守備をしている選手同士の守備交代は、攻撃時に打順の変更はありませんが、控え選手と交代した場合は、交代した選手は交代する前の選手の打順を引き継いで攻撃時に打ちます。

投手の交代

■投手交代
投手を交代する場合は決められた規則があります。先発投手の場合は、はじめのバッターをアウトにするか出塁されるまで交代することはできません。また、交代した投手は、同じく交代したときのバッターがアウトになるか出塁されるか、チェンジになるまで交代できません。

投手が投手以外の守備位置に変更となった場合、かわったイニング内では再び投手に戻ることはできますが、さらに別の守備変更は認められいません。また、再び投手に戻った後に別の守備位置を守ることができません。高校野球の場合では、 かわったイニング内では再び投手に戻ることも、さらに別の守備位置を守ることも可能です。しかし、再び投手に戻った後に別の守備位置を守ることができません。


打者の交代

■代打(バッター交代)
打者交代は、守備側のチームが「タイム」を要求し、審判が「タイム」をかけてボールデッドとなったときに行われます。交代が行われ、ベンチに下がったバッターはその試合再び試合には出場できません。また、試合に出場している選手同士の交代もできません。また、代ったばかりのバッターがピッチャーの交代などの理由により1球も打たずに、再度別の選手とバッター交代することもできます(代打の代打)。


走者の交代

■代走(ランナー交代)
走者の交代は、守備側のチームが「タイム」を要求し、審判が「タイム」をかけてボールデッドとなったときに行われます。交代が行われ、ベンチに下がったランナーはその試合再び試合には出場できません。また、試合に出場している選手同士の交代もできません。アマチュア野球などではランナーが負傷したときなどは、臨時代走を送ることができます。臨時代走はベンチの選手ではなくて、試合出場している選手で、投手と野手以外の直近打撃を完了した選手との交代となります。臨時代走者の記録はすべて負傷などにより一時試合を退いた元の選手のものとなります。

















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